目的と結果を明らかにする
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企業ブランディングの目的と導きたい結果を考える
企業ブランディングをより有効なものにするために、まずは目的と導きたい結果を考えることから始めましょう。自社の課題やミッション、バリューを明確化した上で、潜在顧客はどのような情報を欲し、どのような姿勢に親和性を抱くかを分析すれば、おのずと企業ブランディングの目的が見えてきます。
では、企業ブランディングの目的と結果、そしてコンテンツの例を具体的に見ていきましょう。
1
目的:潜在顧客(個人、企業、株主など)に事業をPRする
結果:事業を認知・信頼してもらう
例 :IR・CSR、統合報告書、社長メッセージページ、商品制作ストーリー
2
目的:商品・サービスをPRする
結果:商品・サービスを認知してもらい、購入してもらう
例 :商品制作ストーリー
3
目的:企業のミッションを周知する
結果:社員の結束が高まり、顧客のエンゲージメントが高まる
例 :企業出版、社長メッセージページ
4
目的:人材を採用する
結果:自社の価値観にマッチした優秀な人材が集まり、採用できる
例 :IR・CSR、人事インタビュー記事
このように、企業ブランディングの目的と結果を明らかにした上で制作すべきコンテンツを洗い出し、戦略的に設計することで今後の方針が明確になり、効率的に効果に結びつけることができます。

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コンテンツの優先度をつける
コンテンツの洗い出しが完了したら、目的に応じて優先度をつけていきましょう。コンテンツ制作には時間と労力といったコストがかかるものなので、全てを同時にリリースするのは非常に困難です。限られた予算内で最大限の効果をあげられるよう、まず着手すべきなのはどのコンテンツであるかを検討し、制作していくことがポイントです。
