現状のタッチポイントを整理する〜その2〜
タッチポイントを改善・追加する
メディアにはそれぞれ性質と想定される効果があるため、運用しているタッチポイントが本来持つ性質に沿った効果を発揮できていない場合は、目的を再定義して必要な改善箇所を明確にします。
現状欠けているタッチポイントが存在する場合は、ペルソナのカスタマージャーニーを想定し、属性や取引深度に応じて、ターゲティング精度が高くロイヤルティの高い読者との接点があるメディアを追加しなければなりません。
デジタルメディアの場合、複数のタッチポイントからトラフィックを獲得し、再訪問を重ねる質の高いユーザーにはコールトゥアクションを実施し、キャンペーン情報などで購入につなげる、といったようにペルソナを顧客化するための導線設計を戦略的に行います。
個別のタッチポイントの効果だけに集中するのではなく、購入までの大きな流れを俯瞰して見るよう意識し、コミュニケーション戦略の目的を達成していきます。
なお、新規ドメインのオウンドメディアは、SEO効果が発揮されるまで時間を要するため、急を要する施策は既存ドメインの自社メディアや外部メディアを組み合わせて活用することで、スピード感のある施策が実現できます。

