効果測定〜その2〜
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Googleアナリティクスを用いた効果測定の方法
コンテンツの効果測定は専用のツールが様々な会社から提供されていますが、最も一般的なものはGoogleアナリティクスでしょう。サイト全体やページごとのPV数やコンバージョン数など、アクセス状況を分析することのできるツールで、無料で導入することが可能です。まずは各コンテンツページのPV数やコンバージョン数、回遊率、検索流入数などを分析して、どの程度効果を発揮しているかを確認しましょう。
また、SNSやメールマガジンなどサイト外部でコンテンツを紹介した場合は、URLにパラメータをつけることで効果測定が容易になります。URLの最後尾にパラメータを追記すれば、施策やキャンペーンごとに効果を識別することができます。
パラメータは手動で追記するとミスをしてしまう可能性が高いので、Googleが提供している無料のURL生成ツール「Campaign URL Builder」を利用することをおすすめします。効果測定したいサイトのURL、キャンペーンの参照元、キャンペーンの媒体、キャンペーン名を入力すれば、ワンクリックで効果測定用のURLを発行できます。このURLをSNSやメールマガジンに記載すれば、アクセス経由ごとにPV数やコンバージョン数を測ることができます。
▼Campaign URL Builder
https://ga-dev-tools.appspot.com/campaign-url-builder/
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コンテンツを改善してPDCAを回す
効果測定をした後は、課題点を分析してコンテンツを改善します。そして、再度効果測定を行い改善するというPDCAを回していくのです。例えば、検索流入での集客を目的にしたコンテンツのPV数が少なければ、SEO対策が不十分であると考えられます。そのため、タイトルのキーワード設定に問題がないか、本文はオリジナルかつ狙いのキーワードが十分に用いられているか、などを分析してコンテンツをアップデートします。慣れない内は手間取ってしまう部分ではありますが、コンテンツ制作の要となるため、数をこなして改善の質を向上させていくことが重要です。
