効果を測定する〜その2〜

効果を測定する〜その2〜

2019.09.18defacto02

■ブランディングの効果を測定する

「自社のブランドイメージをどれだけ向上させたか」という点については、PV数やコンバージョン数といった明確な数字に表れないため、Web上の効果測定で計測することが容易ではありません。しかし、発想を転換させることでブランディング力に近しい指標を測定することが可能です。

ブランディングは言い換えると「真っ先に想起される存在になること」であると考えらえます。車といえばトヨタ、ゲームといえば任天堂といったように、ブランド力が強ければ強いほど他社より優位に想起される可能性が高まります。

そのため、ブランディングコンテンツで新規ユーザーを獲得できればできるほど、企業や商品・サービスの認知度が高まりブランド力が強化されると考えられます。

そして、新規ユーザーの獲得率は「新規接触率」で計測します。例えば、あるコンテンツのユニークユーザー(UU)が10,000人であったとして、その内新規ユーザー数が8,000人だった場合、「8,000÷10,000=80%」が新規接触率となります。

ブランド力向上を測る際は、以下の計算式で新規接触率を分析してみましょう。

新規接触率(%)=新規ユーザー数÷ユニークユーザー数

 

■コンテンツをリライトする方法

一度作成したコンテンツは定期的に効果測定を行い、状況に応じてリライトを行っていきながら、更なる効果UPを目指していかなければなりません。

リライトをする際は、例えば社長メッセージページや人事インタビュー記事のような、その時々の時世に基づく表記があるようなものであれば、それを変えていくだけでも、ユーザーにとって新鮮な印象を与えることができるでしょう。

一方で、そもそものコンテンツPVが低い場合は、SEO対策が不十分であると考えられます。その際は、タイトルのキーワード設定に問題がないか、本文はしっかりとオリジナルの文章で、かつ同サイト内で使い回してしまっている表現はないか、関連するキーワードを網羅できているかなどをチェックし、コンテンツをアップデートしていきます。その際に気を付けなければいけないのが、「ですます」や「てにをは」、「助詞・接続詞」を変更しただけで、リライトした気分になってしまわないことです。リライトとは同じ内容を異なる文章で書くことを指しますが、この程度の書き換えでは、検索エンジンは異なる文章と見なしてくれません。極端な話かもしれませんが、細かな数字やデータ以外の要素は、一度だけ原文を見て、記憶を頼りにリライトする、ぐらいの荒療治をしても良いかもしれません。

 

 

 

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