企業のコンテンツ制作とは何か?〜その3〜
■集客につながるコンテンツ
どれだけ優れたコンテンツを制作したとしても、誰にも見てもらうことがなければ意味がありません。リード獲得や新規顧客獲得に向けたコンテンツを戦略的に制作したり、既存のコンテンツをSNSなど他媒体で紹介し、新たな流入を確保したりする必要があります。
コンテンツには様々な形式や種類がありますが、中でも集客に効き企業のマーケティングでも活用しやすいコンテンツをいくつか紹介します。
・セールスコンテンツ
自社の商品やサービスを売り込むことを目的としたコンテンツです。商品・サービスのプロジェクトストーリーを紹介したり、他社商品にはない魅力を深堀したりします。商品やサービス自体に興味を持ってもらい、共感して購買意欲を高めることを意識した内容にします。セールスコンテンツは、Webプロモーションのランディングページに設定したり、メルマガなどで紹介して購買につなげたりといった手法もよく使われています。
・問題解決型コンテンツ
ユーザー(見込み顧客)が抱えている悩みや問題を解決する情報を、積極的に提供するためのコンテンツです。自社商品やサービスを露骨に宣伝するのではなく、ユーザーの悩みに寄り添い解決に導くことで、エンゲージメントを高めていくことを目的としています。企業が解決するのが得意とする悩みからコンテンツを展開していくと、自社商品やサービスを認知してもらうきっかけになります。
・ニュースコンテンツ
様々なジャンルのニュースを継続的に提供するのがニュースコンテンツです。新聞社などが提供するニュースの中で、業界に関わるものやユーザーとの親和性が高いものを紹介したり、過去に制作したコンテンツから選択的に配信したりします。それにより、ターゲット層のユーザーをサイトに流入させることに期待できます。

- 企業が使うべきメディア
制作したコンテンツを掲載するメディアとして、よく使われる代表的なものをみてみましょう。
<自社メディア>
・コーポレートサイト
・オウンドメディア
・ランディングページ
・メールマガジン
・LINE
・YouTube
<他社メディア>
・プラットフォームメディア
・ブランドメディア
・業界メディア
・一般メディア
・テレビ、ラジオ
・新聞、雑誌
・書籍
・フリーペーパー
他社メディアは膨大なリーチ数が見込めますが、広告掲載料が発生するためコストがかかるという課題があります。とくに、テレビや新聞・雑誌などのマスメディアは広告掲載料が高く、中々手が出せるものではありません。
一方で、自社メディアであればコンテンツ制作のコストはかかるものの、広告掲載料が必要ないので手軽にスタートできるという特徴があります。とくに、オウンドメディアで掲載したコンテンツをTwitterやFacebookなどのSNSで紹介し、新規ユーザーにリーチさせるという手法は頻繁に取られています。

