プロジェクトをスタートする前に

プロジェクトをスタートする前に

2019.09.18defacto02

■ブランディングコンテンツ制作プロジェクトをスタートさせる

ブランディング向上のためにコンテンツ制作プロジェクトをスタートさせる場合、無計画に執筆を進めるのではなく、戦略を練った上で制作に着手することが重要になります。ブランディングコンテンツの制作を策定する際は、以下の5点を抑えて検討しましょう。

 

  • 制作者のアサイン

ブランディングコンテンツの制作では、「媒体把握力」「情報収集力」「文体調整力」「文章力」「表現力」「編集力」の6つの能力が必要になります。全てを一人の人材で賄う必要はなく、それぞれの要素に見合ったスキルを要した人材を的確にアサインしましょう。ただし、文章力や編集力があるだけでは、人の心に刺さる「良いコンテンツ」には仕上がりません。商品やサービスに対する理解と愛着が何よりも重要なのです。自社内に適切な人材がいない場合は、制作会社やコンサルティング会社などに外注してもよいでしょう。その際は、ブランディングコンテンツの目的や企業の理念を正しく共有し、同じ目線と熱量で制作に取り組めるパートナーを見つけなければなりません。

 

  • スケジュール設計

ブランディングコンテンツは、サイト上に掲載してすぐに大きな反響を得られたり、急激な売上向上に寄与したりするものではなく、長期的に結果へとつなげていくことが求められます。そのため、数か月や数年単位といった長期的な目線でKPIを設定し、いつまでにどの程度集客すべきかを逆算したコンテンツを制作する必要があります。

 

  • コンテンツ企画を出す

ブランディングコンテンツは気の向くままに執筆する日記のようなものであってはならず、必ずメッセージ性を含み目的を達成する内容にしなければなりません。そのため、プロジェクトスタート前にコンテンツの元となる「コアなネタ」を網羅的に抽出しましょう。企業理念や商品、サービスなど、自社が有している資産からコンテンツのネタを洗い出し、相乗効果が発揮できるよう拡がりのある企画を検討していきます。

 

  • 媒体ごとに制作し分ける

抽出した「コアなネタ」を素材として、コンテンツマーケティング用、メルマガ用、SNS用といったように、それぞれの媒体の特性に応じた文体やトンマナでコンテンツを生産していきます。例えばSNSではキャッチ―で親しみやすい文体で、メルマガではじっくり読み込める文体と情報量で、といったように、読者の傾向や状況を想定し、戦略立てて執筆します。

 

  • 効果測定ツールを設定する

ブランディングコンテンツをリリースした後は、アクセス状況や読者の反応、売上への貢献に応じて内容を改善、最適化していきます。そのためにも、コンテンツには効果測定ツールを設定し、効果状況を分析できるようにすべきです。改善運用を重ねることによって、サイトのアクセス数やSNSの反響数にも好影響が及ぶようになります。リリースに全力を注ぐだけでなく、リリース後の運用にも熱を入れて取り組んでいきましょう。

 

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