デジタルマーケティングの潮流〜その2〜

デジタルマーケティングの潮流〜その2〜

2019.08.31defacto02

  • 集客用コンテンツ作成による成功例

デジタルマーケティングは見込み客(リード)獲得のための有効な手段です。その代表的なものが、集客用のコンテンツを新設し、新たなファンの獲得や既存顧客の固定化を図る方法です。集客用コンテンツ作成による成功例をいくつか紹介します。デジタルマーケティングは、新しい顧客を開拓することはもちろん、既にある顧客との関係性をより強固なものとし、リピートをしてもらうことにも効果を発揮させることが可能でしょう。

 

・クラウド会計ソフトを提供するfreee株式会社が提供する「経営ハッカー」

このサイトは経営者や個人事業主をメインのターゲットとし、彼らが興味を持ちやすい記事コンテンツを多数サイト上に投下しました。その結果、「年末調整」や「雇用保険」といった、彼らが検索する頻度が高い多数のワードで検索ランキング1位を獲得。サイトに見に来るユーザーの87.11%が検索からの流入という実績を残しました。

 

・株式会社クラシコムのECサイト「北欧、暮らしの道具店」

こちらでは、ユーザーに対してLINE@の友達登録を推奨し、その登録者へ1日1回プッシュ通知をするという取り組みを行っています。そこでは、おすすめ商品を紹介するだけでなく、使い方や使えるシーンの説明なども加えることで、読み物としての面白さも追及しています。その結果、検索ワードから流入してくる顧客だけでなく、「お気に入り登録」をした、ヘビーユーザーの獲得にも成功しました。

 

  • 目的を明確にした戦略的なマーケティング設計を

このように、時代に合わせた、より効果の高い広告手法の一つと言えるデジタルマーケティングですが、ただ闇雲にコンテンツを投下し、量で勝負をしようとしても、投資を回収できるだけの効果を期待することはできません。

まずはターゲットを明確にし、そのターゲットがアクションを起こすために必要な要素は何か、求めているものは何かといった、インサイトを刺激するものを用意してあげなければならないでしょう。

いわば、マーケティング活動が実際に稼働する前から、成功か失敗かはある程度決まっていると言っても過言ではないのです。見切り発車ではなく、しっかり戦略が立てられたマーケティング設計をしていくことを心がけましょう。

 

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