コンテンツ制作上の注意点

コンテンツ制作上の注意点

2019.09.18defacto02

コンテンツ制作では、目的やターゲットを明確にした上で適切な人材をアサインし、最も効果的な文体や表現で執筆することが大切になります。ブランディングコンテンツの代表的な制作物を作成する際の注意点について解説していきます。

 

  • IR・CSRの作り方の注意点

IRやCSRは企業の取り組みや実績を伝える上で有効な手段ですが、プロモーションツールではありません。誇大な表現を用いすぎたり、サクラを用いて大きな反響を得ているように見せたりしては、信頼と信用に欠けて軽薄な印象を与えてしまいます。あくまで「ブランディング」であるという意識を持ち、コンテンツの制作に取り組むよう注意しましょう。

また、IRやCSRは株主や専門家だけがターゲットであるという先入観を捨てましょう。IRやCSRで報告する社会貢献活動は、企業を取り巻くユーザーや地域住民をはじめ、ステークホルダー全体がターゲットとなり得るのです。それぞれのターゲットが求める情報を分かりやすく発信することで、IRやCSRがブランディングコンテンツとしての本領を発揮できるようになります。

社会貢献や社会的責任をメッセージとして発信する際に陥りがちなのが、壮大な言葉を用いすぎることで、読者に具体的なイメージを与えられないということです。「地球の自然環境のために」「日本の子どもたちの未来のために」というメッセージは、非常に耳触りが良く美しい言葉ですが、具体的に何をしているのかが分からず親近感を覚えられません。IRやCSRのコンテンツでは、実際に企業が取り組んできた活動を分かりやすく紹介し、それが対象者や地域住民にとってどのような影響を与えたかまで落とし込んだ内容にすることで、読者からの共感を得られるようになります。

IRやCSRのブランディング価値を向上させるためには、コンテンツの内容がターゲットにとって価値のあるもので、共感を呼び企業に好感を抱いてもらわなければなりません。パートナー企業に制作を依頼する場合は、表面的な活動内容を共有するだけでなく、なぜこの活動をするに至ったかといった背景や目的まで深く共有するようにしましょう。

 

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