カスタマージャーニー

カスタマージャーニー

2019.09.09defacto02

  • カスタマージャーニーを考えるメリット

カスタマージャーニーを考えるメリットは、集客用コンテンツの効果を出す以外にもあります。まず、顧客視点で物事を考えられるようになることです。コンテンツは自分本位で発信してもユーザーのインサイトを刺激できないため見向きもされず、効果を発揮することができないでしょう。しかし、カスタマージャーニーを分析すれば顧客の心の動きを理解できるようになるため、ユーザーが求める情報を提供しやすくなります。

また、関係者間の認識を統一できるという点も大きなメリットです。制作に携わる人数が多くなればなるほど、それぞれの考えでコンテンツを作成しがちです。とくに、制作会社やコンサルティング会社に制作を依頼する場合は、なおさら認識を統一することが重要になります。そこでカスタマージャーニーを分析し、顧客の思考を可視化すると、ユーザーのメリットを第一に考えて軸の定まったコンテンツを作成できるようになるのです。

 

  • カスタマージャーニーが注目される理由

今まではある程度ターゲットを絞って、マス広告を実施すれば商品・サービスの購入につなげることは可能でした。しかし現在は、インターネットやスマートフォンが普及したことによって、商品・サービスとの接点が多様化しています。結果的に、従来のマーケティング手法だけでは顧客の行動が把握しきれなくなり、カスタマージャーニーで詳細に分析し、それぞれの状態に応じたアプローチが求められるようになりました。

また、FacebookやTwitter、InstagramといったSNSが普及したことも、カスタマージャーニーの必要性を高めることになっています。2017年のトレンダーズの調査によると、SNSをきっかけに商品・サービスを購入した経験のある人は65%という結果になりました。フォローしている人が紹介したコンテンツやコメントといった、インターネット上の口コミは購買行動に大きな影響を与えています。

このように、顧客の商品認知や購買行動の経路は非常に多様化しているので、カスタマージャーニーを元に適切な集客用コンテンツを提供することが重要になるでしょう。

 

 

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